今回は宿題で実施してきた、ユーザビリティテストの結果から、プロトコル分析を行います。プロトコル分析を行うと、Webページの具体的なインタフェースや情報アーキテクチャの問題点が見えてきます。
今回の演習では、調査の報告書をまとめる際に、各タスクの問題点をわかりやすく表現できる、NEMについても学び、タスクの手順がはっきりしている場合は、NEMを算出することにしました。
後半は、現時点までの分析でわかった問題点と改善の方向性について、簡単に各自発表しました。
それぞれ発表された内容のポイントを、課題サイトごとにまとめました。
●図書館サイトを選んだ人が設定したペルソナは、
1:場所も含めて初めて図書館を使いたいユーザー
2:図書館は使っているがWebサービスを初めて使いたいユーザー
と大きく分けました
問題点として多かった物は、
・トップページでのコンテンツの多さ
・左右のメニューバーに分かれている視認性の悪さ
・図書館地図のみにくさ(小さい)
・検索機能ページの複雑見た目
・似た用語による操作の混乱
などが上げられ、多くの人が同じ着目をしている要素が多く見られました。
●企業公式サイトを選んだ人のペルソナは
1:就活をしている学生
2:投資を考えてる投資家
と大きく分けられました。
どちらも会社の概要、そして詳細を知りたいと思ってサイトを見たいユーザーを設定している場合が多かったです。
そうした観点での問題点として
・情報がグループ分けされておらず目的のコンテンツが分かり難い
・目立つべき項目が埋もれてしまっていて探すのが難しい(下にあったり)
・アイコンやタブが分かり難く見落とす
など情報は書かれているがそれを読ませる工夫が必要だと感じている人が多い傾向がありました。
余談
PC室の空調が壊れておりエアコンを動かすと暖房になってしまうという困った状態に、
窓を開けての授業となりました。スクリーンや空調など一括管理がされている部屋なのに
窓やブラインド類は全て手動というアナログな一面に初めて気がつきました。
PC室の空調が壊れておりエアコンを動かすと暖房になってしまうという困った状態に、
窓を開けての授業となりました。スクリーンや空調など一括管理がされている部屋なのに
窓やブラインド類は全て手動というアナログな一面に初めて気がつきました。

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